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Rodin

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ローマでロダン展が開催されたのは2014年春ディオクレツィアーノ大浴場跡ローマ国立博物館でのことだった。
展示趣向が変わっていて、工房の中に彫刻を展示してるイメージでとても印象深かったし、
女性的な大理石の乳白色には合っていた。
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大理石独特のやわらかさなのか、または企画展のテーマがそう思わせるのでしょうか?
男女を包む誇張はやがて一つに溶け合ったような作品群だった。
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by takujiotsuka | 2016-01-23 17:20 | Trackback | Comments(0)

不思議の国の住人たち

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客観的な<もの>
「ストレート」な写真 一鮮鋭性と正面性、そして中心性に特徴づけられる。
<それ>は、しばしもっとも非創造的でアートレスなイメージだとみなされてきた。
写真それ自体が注意を引かないために、そこに写された対象の代わりを務めることになるからだ。
1920年代から1930年代にかけて、ドイツに出現したノイエ ザッハリッヒカイト(新即物主義)は、
そうした写真こそ産業の精神に同調するものだと考えた。シェルレアリストたちは、ウジェーヌ・アジェの人影のないストリート写真に、人の心に入り込むような直接性を見出した。そして、ロランバルトはその著書「明るい部屋」のなかでストレートなポートレート写真がもっとも深く感動的なイメージである、
なぜならば、そうした写真は見る者にその被写体へのまっすぐなアクセスを許すからだ   と書いている。
アーティストたちがストレート写真に目を向けるようになったのは、アートがモダニズム絵画と結びついた表現主義を脱ぎ捨てようとしていた時代と重なる。
それは、大量生産された<もの>を使った実用的なイメージだった。
そこではイメージとその対象との表象と現実の境界があいまいにされていた。対象が彫刻でもよかったし、反復するだけでも、ただ単に記録するだけでもよかった。
ストレートなイメージが持つアンビヴァレンスは、それをアートにおける写真のもっとも有力な形態へと押し上げたのだ。
※原本は手元にありませんが、作品作りの際参考にしてた文章から抜粋しました。
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アンビヴァレンスがもつ反応、事柄が「不思議の国の住人たち」へとつながっていったのか?
というと中、長期的に作品を制作していく過程ではセルフイメージ一つとっても変化が起こりうるものです。
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Assisi
この町出身の聖フランシスコの伝説に導かれ、病床にいる母のため祈りを捧げようと訪れた。
後日、奇跡的に回復した母にイタリアで撮った数十枚プリントした写真を見せる機会があったのだが、
というか一番に見てもらいたかったのだ。
特に説明をしたわけではないが、「一枚選ぶとしたら」という問いに母は「これ」と
このAssisiの写真を躊躇なく選んだ。
永遠と無常が織りなす不思議の世界がこの写真に見出されたのだ。
by takujiotsuka | 2016-01-17 10:24 | Photo Gallery | Trackback | Comments(0)

Madre

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2013年の秋頃だろうか。
母親が危篤だという電話が父親から入った。
ながくリウマチを患っており、薬の副作用からくる肺炎が引き金となったという事だ。
当時も渡航を繰り返してた僕は、面会に行く事も出来ずただひたすら祈る事しか許されなかった。
幸い母親もその頃はまだ体力もあり、名医といわれる医者が側にいたものだから回復する事ができた。
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その頃から死を想うようになった。
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そして2015年12月24日母親が永眠した。
火葬場で遺骨となった母親と対面した際、こういう感情が無常という事なんだ、と初めて知った。
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歓心裕徳大姉 
母親もまた、不思議の国の住人になったのだ。
by takujiotsuka | 2016-01-10 12:30 | Photo Gallery | Trackback | Comments(0)