The City of Lost Children

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早朝から街に繰り出してスナップを撮るにしても毎日手応えがある訳ではない。
連日歩きたおしても全くダメな日が続く場合がある。
3,4日そんな日が続くと体内に消化不良のような悪い気が充満してくるようでなんだか気持ち悪い。
そんなときは反射的に子供を撮っている。
そして無意識に子供のいそうな公園に向かって歩いてる自分がいた。
導かれるように向かったその先の光景は、なんとなく出会う前に予感というものが、たしかにあった。
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僕はヨ-ロッパの写真を撮ってる写真家という事になってるが、9割ロ-マの写真だ。
そして無意識にも子供の写真を撮ってるものもだから、一体どんな教育を受けてるのか興味が湧いて、イタリア人の親子がいるとどんな会話をしてるのか観察したりしている。
ある時、僕がPalazzoの撮影を終え外で一息ついてると、そこに子供らの一団が時同じく
建物から出て来た。年格好がばらばらで少人数、聞き覚えのあるイタリア語が飛び交ってる。
どうやら地元の子供の課外授業か、と思いながら眺めてると1人の幼稚園の年長クラスの男の子が
鞄からパンを取り出して食べ始めた。その男の子と手をつないでた小学生のお姉さんが「私にも頂戴」とジェスチャ-。小さな男の子はパンを差し出し2人でおいしそうに食べだした。
そこへ先生が歩み寄ってきた。さすがに授業中は飲食禁止だろうという僕のちっぽけな常識を覆し、
先生「私にも頂戴」とニッコリ。
僕の前を通りすぎるこの3人の後ろ姿は、それはとてもまぶしかった。
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イタリアで子供の学校の送り迎えを怠る両親は学校から、そしてなんと子供からも訴えられるという事です。
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by takujiotsuka | 2015-07-11 22:10 | Trackback | Comments(0)